昭和38年に現在の『社団法人 静岡県茶手揉保存会』の前身『静岡県製茶手揉技術保存会』に加入発足
発足当時の会員数は6名 |
89名(平成15年4月現在)
高田一夫氏(川根揉切流)
小西隆次氏(川根揉切流)
相藤良雄氏
位獲得者
大嶋直一氏
全国茶手揉技術認定
8名(平成15年4月現在)
全国茶手揉技術認定
19名(平成15年4月現在) |
日本の伝統文化産業の一つ、緑茶謹製の手揉み技術、茶心を次世代に伝えるこの保存会には80歳をすぎても現役で茶園の世話をし、尚且つ、かなりの重労働である茶の手揉みをこなす超人的ご老人が何人もいます。
お茶に対する情熱と知識、たたき上げた名人技には感動します。揉み上げたお茶はまさに芸術品! |
左:永世名人 相藤良雄氏
中:静岡県指定無形文化財 小西隆次氏
右:静岡県指定無形文化財 高田一夫氏
川根揉切流の達人で、80歳を過ぎても現役のお茶師 藤川地区の大先輩達です。
お酒も強いです。 |
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毎年新茶製造最盛期直前の4月に川根本町の茶業施設にて新茶祭りが行われ、保存会の会員によって献上茶が謹製されます。
前日に町の農林業センターの温室で栽培された茶の新芽を、一芯二葉で丁寧に手摘みし、氏神様に豊作を祈願し、先人の功績を称え感謝し、川根茶魂を込めて皆で針のように細く茶を揉み上げます。 |
製茶機械の無い時代の茶部屋での手揉みによる製茶技術の講習風景 |
【2003〜】 |
2007.11.17
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蒸気機関車が走る大井川鉄道のSL終点駅の横、紅葉が見頃となった特設会場で開催された『奥大井ふるさと祭』に、茶の手揉み体験学習会ブースを開き参加しました。
前のブースでは、日本茶インストラクターの方達が、地元産の品種茶『おくひかり』の蒸し製緑茶を使った、湯茶接待を行いました。 |
2007.11.04
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川根本町産業文化祭に、茶の手揉み実演と来場者体験会で参加しました。
昔を懐かしがる年配の方達や、初めて手揉みの製茶を目の前で見て、いったい何事かと目を丸くして体験参加してくる若者など、今回もたくさんの人達に楽しんでいただきました。 |
2007.09.19〜20
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管理のいきとどいた町の施設の茶樹園で秋の新芽を手摘みし、秋期講習会を行い、初夏の新芽とは違う製茶の感覚を体に刻み込みました。 |
2007.09.07
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3日間に亘って行われる『全国まちづくりフォーラムIn奥大井』の初日夜、歓迎レセプション会場にてお出かけくださった日本各地からのお客様と共に茶の手揉みを行い、交流と親睦を深めました。 |
2007.07.28〜29
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夏期講習会を2日間開講しました。生葉蒸しからの全工程を行い地道に技術の向上と伝承に努めました。
又、県外や国外からの参加者もあり2日間のべ約80名が受講し今回も熱意と意欲に満ちた講習会となりました。 |
2007.06.24
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川根本町外にお住まいの女性を対象に川根本町の魅力を知っていいただく平成19年度川根本町企画「ちゃっきり娘養成講座」の一講座で、町の主要産業である茶業の中の、茶手揉み製造技術の体験を保存会会員が講師となり指導しました。 |
2007.04.21
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川根本町茶茗館で行われた川根お茶街道推進協議会主催の川根茶に親しむ催し「川根茶フェア」に、お茶の手揉み体験コーナーで参加協力しました。
手揉みの技はいつも来場してくださるお客様達には興味を持っていただき人気があります。 |
2007.04.15
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町の新茶祭献茶式典と合わせ川根支部初揉み会を行い、本格的な茶生産時期に向け製茶の感覚を再確認すると共に技術の向上と伝承に努めました。 |
2007.04.14
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明日の川根本町新茶祭献茶式のために、町の茶業施設の温室栽培茶樹の新芽を手摘みで収穫後、早速手揉み製茶により川根茶魂の込められた献上茶を謹製しました。
又、同日静岡県茶手揉み保存会主催の第30回茶手揉み製茶技術競技会に川根支部からは3組9名が出場し、県内の各茶産地から36組が出場し競い合った中で私の入った組は今年もベスト10以内の成績でした。 |
2006.11.18
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大井川鉄道千頭駅横、音戯の郷周辺で行われた「奥大井ふるさと祭」に茶手揉み体験、実演ブースを開き参加しました。
紅葉期の観光客や地元の方で大変賑わい、茶手揉み体験も好評でした。 |
2006.09.13〜14
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14日の秋季講習会に備え13日は時折小雨の降る中、町の茶業施設にて秋の新芽を手摘みし生葉を確保しました。
一番茶時期や真夏の講習時の冷凍保存蒸し葉ともかなり状態の違うこの時期の新芽を揉む技術、取り扱う感覚を勉強しました。 |
2006.07.29〜30
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平成18年夏季講習会を2日間にわたり開催しました。
県指導部からも講師を向かえ、又地元会員以外にも一般者や高校生も参加し熱心な指導の下技術の伝承向上に勤めました。
揉み上がった各班のお茶は、形状・色たく・香気・水色・滋味を審査し、それを参考に各自手揉み中の工程を思い出しながら反省し課題も得ました。 |
2006.06.25
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静岡県の都市部の女性を対象に、森の中の町『川根本町』の魅力を認識していただく企画『ちゃっきり娘養成講座』の一環として今回は茶手揉み講習が町内の茶茗館にて開かれ、保存会の会員が講師を勤めました。
講座参加の皆さん初めての体験で戸惑いながらも、蒸し以外の全ての工程を約4時間かけてこなし、なかなか良いお茶に仕上げました。 |
2006.04.16
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今年の静岡県下各支部対抗茶手揉競技大会には30組の参加があり、その内容もとてもレベルの高い競技会となりました。
川根支部からは2組6名が参加し、私を含む組は今年は総合得点でベスト10内に入りました。 |
2006.04.14〜15
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川根本町新茶祭での献上茶謹製に備え、14日は町の農林業施設の温室で育てられたお茶の新芽の摘み採りを行い、早速一部を儀式用に揉み上げました。
15日の新茶祭の本番でも一芯二葉で丁寧に摘みとられた茶葉が、早朝より会員により揉み上げられました。
又、同日 牧の原市 にて行われた皇室献上茶謹製事業には、静岡県の各支部より代表者が集い事業に参加しました。
川根支部から選抜の謹製茶師としては私がご奉仕に参りました。 |
2006.03.25
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川根町民文化会館チャリム21において行われた、川根お茶街道「川根茶フェア」に茶の手揉み体験ブースを開き参加しました。
地元静岡のSBSラジオの生放送番組のインタビューにも、川根支部長守谷氏が川根お茶街道推進協議会会長である川根本町の杉山町長と共に答えました。 |
2006.01.15
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手揉み茶初揉み会を開催し、技術の伝承と揉み上げたお茶の審査をし、併せて事業報告、本年度の事業予定などについての会合も行いました。
本年度は全国お茶祭(11月10日〜11日)の会場に銘茶の里『川根本町』が選ばれ、お茶祭の開催時には静岡県の茶手揉技術八流派の代表が会場に集結し、その技法を披露する催しも企画されています。
そのような企画はめったに無いことですので、是非興味のある方には会場に足を運んでいただきたいと思います。 |
2005.12.12
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TBSテレビのお正月番組 『列島の冬を満喫!ミニローカル線の旅』(平成18年1月2日6:45〜10:00放送)で蒸気機関車を毎日運行している大井川鉄道の旅の途中、美味しいお茶を探し途中下車し茶茗館に立ち寄った旅人役の夫婦漫才かつみさゆり夫妻に、手揉みの体験をしていただき、茶室で湯茶接待しました。
ご夫婦は手揉みの技術と、川根茶の香味の高さに演技抜きにたいへん驚いていました。 |
2005.11.27
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臨時特別講習会を開き冷凍蒸し葉を使い、標準揉み法と川根揉み切流の班に別れ、8班(8ホイロ)で講習をしました。
揉み上がったお茶はホイロごとに審査をし、参加した会員で出来栄えを確認し同じ源葉を使って揉んでも揉む人の手使いや火加減の調節具合により香味水色形状に違いがでることを改めて確認し合いました。 |
2005.11.12
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大井川鉄道千頭駅横の『音戯の里』を会場とし 奥大井ふるさと祭 が開催されました。
紅葉見物に訪れた方々も大勢立ち寄ってくださり大変賑やかなお祭となりました。
地場産品の直売店などが沢山開かれる中で、保存会もお茶の手揉み体験や湯茶接待で訪れた方々に楽しんでいただきました。 |
2005.11.06
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川根本町ふれあい産業文化祭が数多くの催しや出店があり開催され、茶手揉み保存会も来場者と手揉み体験、手揉み茶の販売ブースを開き参加しました。 |
2005.09.23〜24
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平成17年秋季講習会が開かれました。
23日は秋の新芽を一芯二葉で約30`摘み採り、24日に製茶講習会が行われ、静岡県茶手揉み保存会標準揉みと川根本町元藤川地区発祥の『川根揉切流』の技法研究、伝承がありました。 |
2005.07.23〜24
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夏季手揉み茶講習会が2日間に亘り行われ県保存会指導部の指導者による手ほどきで充実した講習会となりました。 |
2005.05.28
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小学校5・6年生を対象にした海の子山の子交流教室で静岡県の焼津市内の小学校の中から抽選で選ばれた子供たち20名と中川根町の14名の子供たちが、山の体験の一つとして茶手揉み保存会の会員が講師となりお茶の手揉みをしました。
子供たちはお茶を揉む台(ホイロ)の熱さや揉む時のよい香りに驚いたりしながら頬っぺたを真っ赤にして一生懸命に揉みました。
帰りには山のお土産として自分達の揉んだお茶を持ち帰りました。 |
2005.04.17
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澄み渡る好天の中、銘茶の生産地中川根の茶茗館にて本年も献上茶式典がしめやかに、厳かに、滞りなく執り行われました。
前日町の茶業施設(農林業施設)の温室で丹精込めて育てられ丁寧に摘み採られた茶葉を地域の熱心で一途な多くの茶業関係者の協力の下、中川根の茶手揉み保存会の会員により早朝より献上茶が謹製され川根茶魂の込められたお茶が氏神様へ献饌されました。 |
2005.04.16
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翌日の新茶祭献茶式に備え、手揉み製茶し献饌するための茶葉を町の茶業施設の温室で町職員、地元農協職員、茶手揉み保存会の会員で摘み採りました。 |
2005.04.13
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静岡県下各支部対抗茶手揉競技大会に今年も川根支部からは3組出場しました。
私の入った組(男1名女性2名の3名)は惜しくも全国大会への出場切符を手にすることはできませんでしたが、揉み上げたお茶の外観形状の審査では満点の高得点でした。 |
2005.03.20
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町内の施設『茶茗館』のリニューアルオープン記念で中庭広場にてお茶の手揉み実演を実施し、地元や観光客の皆様にも体験をしていただきました。
皆さんお茶揉み中に 『いい香りがする』『手がすべすべになった』など口々におっしゃられ好評で楽しんでいただきました。
子供たちも喜んで揉んでいました。 |
2004.11.23
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秋晴れの澄んだ空気の中、町内のお茶博物館『茶茗館』の中庭広場で 親子ふれあい川根茶手揉み体験会 を実施し地元の親子連れや大勢の観光客に手揉みの体験をしていただき湯茶の接待もしました。
お茶に関心のある観光客には特に好評をいただきました。 |
2004.11.07
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中川根町の名前としては最後の産業文化祭が行われ地場産業の大きな柱 茶業 の基礎、手揉み の実演と来場者に体験をしていただき、揉み上がったお茶を無料で手渡しました。
来年から『川根本町』名の文化祭が行われることを期待し益々伝統息づく本物の『川根茶』に磨きをかけていきます。 |
2004.09.25
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第26回秋季手揉み茶講習会が開かれました。
9日に摘み採り蒸かして冷凍保存しておいた町の特産品種『おくひかり』の秋の茶葉を使い技術指導が行われ、来年中川根町と合併予定の隣町 本川根町主催の 千年の学校 の生徒さんも参加し、川根地区の地場産業の一端を学びました。 |
2004.09.09
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今月末の秋季講習会に備え町の施設 農林業センターの茶園に植えてある おくひかり の秋の新芽を手摘みし、蒸し工程まで済ませ冷凍保存しました。 |
2004.07.24〜25
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第26回夏季手揉み茶講習会が開かれ、猛暑の中生葉の蒸し工程から開始し連日夕方までかけて技術の習得向上のため勉強しました。 |
2004.04.29
皇室献上茶謹製事業式典がわが町中川根にて行われました。
穏やかで晴渡る天候に恵まれ、見事な茶葉を育て上げた生葉の生産指定農家の茶園で早朝に謹製茶摘式が行われた後、中川根の役場敷地内で保存会の会員が約5時間かけ真心を込めてお茶を揉み上げました。
私も奉仕者の一人として選出していただいたので、日ごろ藤川地区の大先輩達に教えていただいている 『川根揉切流』 の技を使いご奉仕させていただきました。 |
2004.04.15
静岡県下各支部対抗茶手揉競技大会が今年も開かれ、茶手揉み技術の技を競いました。
川根支部からは3組出場し上位の成績を修め、川根支部の会員を含む青年部組と女性部組は全国大会出場の代表権を得る成績を修めました。 |
2004.02.20
中川根町藤川地区の大先輩 小西隆次さんが「手揉み製茶技術」保持者(川根揉切流)の県指定無形文化財に認定されました。おめでとうございます! |
2004.01.12
約30人の保存会会員が参加して、去年の春に収穫し冷凍保存しておいた茶葉(中火茶)を使い新春の初揉み会が開かれました。
写真左は相藤良雄 永世名人、右は県指定無形文化財高田一夫氏、共に80代後半ですが元気に手揉みをこなし今年の新茶期に向けての抱負を語る現役の茶師。
本年度は中川根町で皇室献上茶謹製事業も行われます。 |
2003.11.02
中川根町文化祭において手揉み実演、手揉み茶の販売を行いました。一般の体験者には今日揉んだお茶を無料で配りました。 |
2003.09.20
第25回茶手揉み秋季講習会が開催されました。
20日の講習会に備え、残暑厳しい前日19日に町の農林業センターの茶園で秋の新芽を丁寧に手摘みしました。
20日当日は、地元の川根高校の生徒さん達も大勢講習に参加し地域伝統の技術を学びました。
遠くは北海道からも毎回参加される方もいらっしゃいます。
熱心に技術を伝える指導者、真剣に受講する若い世代で会場は活気にあふれていました。 |
2003.07.19〜20
第25回茶手揉み夏季講習会が2日間にわたり開催され、多くの参加者が訪れ、熱心に指導を受けました。 |
2003.04.15
今年も茶の手揉み競技会が開かれ、静岡県内各地から33組の代表が技術を競いました。 川根支部からは4組出場しました |
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